何故か梶原一騎さんの事を在日だと疑っている人達がいます。やっぱり大山倍達さんと付き合いしてたから疑われてたのでしょうか。その噂の真相について調べてみることにしました。
梶原一騎は在日韓国人?
まずは梶原一騎のプロフィールから。
- 梶原一騎(本名:高森朝樹 タカモリアサキ)
- 生年月日 1936 年 9 月 4 日
- 没年月日 1987 年 1 月 21 日
- 性別/血液型 / B型
- 出身地 東京都
「『空手バカ一代』の原作者である梶原一騎も在日」←このように発信している人達がいます。完全に決めつけたような発言ですよね。梶原一騎さん自体は否定していますが、国籍を隠す芸能人だっているわけですし、もしかしたら嘘をついている可能性もあります。ただ一つ言えることは、本人が否定しているにも関わらず「梶原一騎は在日だ」という事を言ってはいけないと思います。漫画家には昔から在日が多いという人もいますが、根拠が無さ過ぎます。
って事で、まずは実家について調べてみました。
梶原一騎の実家や両親について。
梶原一騎は東京で産まれています。場所は今でいう台東区のアパート。父親の名前は龍夫と言い、母親の名前は『や江』と言います。母親の名前が韓国人っぽいと思ったので、ちょっと調べてみたのですが、どうやら旧姓が佐藤だったようなので日本人ですね。因みに兄弟は3人で、梶原一騎は長男として生まれています。それから渋谷に引っ越しをしていた事が分かりました。
父親について詳しく調べてみると、どうやら元々は兵庫県の龍野町で誕生しているようです。梶原一騎の出生地が熊本県だと言っている人がいたので、一体どういう事かと思ったのですが、それは祖父が熊本県阿蘇郡で誕生していた事が分かったのです。という事は、先祖代々熊本に住んでいたのでしょう。祖父の名前は高森貞太郎といい、明治維新が起こる2年前に誕生したという情報です。梶原一騎さんが在日だという人は、何を根拠にしているのでしょうか?ちょっと理解出来ませんね。
梶原一騎が在日だと疑われるのは大山倍達(マス大山)と仲が良かったから?
梶原一騎さんは幼い頃からヤンチャ坊主で、喧嘩をすることも度々ありました。喧嘩で学校を退学させられたこともあったようですから、それぐらいヤンチャだったのです。詳しい話は端折りますが、梶原一騎さんは19歳の頃から空手を始めています。
2人が知り合ったのは1954年で、キッカケは大山倍達さんの元へ梶原一騎さんが訪ねた事です。石を持っていき、割ってもらうようお願いしたんだとか。大山倍達は瓶ビールを手刀で斬りますから、そのようなパフォーマンスが本当に出来るのか尋ねたのでしょう。
そんな梶原一騎さんは大山倍達さんとともに大山道場を設立したと言われていますから、もしかしたらそのような事が原因で在日を疑われているのでしょう。いや、もはやそれしか疑う理由がないと思いますね。因みに梶原一騎さんは漫画家として凄く有名で、『チャンピオン太』『巨人の星』『あしたのジョー』など数々のヒット作を執筆しています。
もしかしたら彼の書く作品が表舞台でヒットしすぎるが故に、「あいつは在日だったから」とか言われているのではないでしょうか?確かに芸能界では在日が多いと言われていますが、やみくもに発信するのもいかがなものかと思います。
まとめ。
今回は梶原一騎が在日韓国人なのか真相について確かめてみることにしました。彼が生まれたのは東京だという事が分かりましたし、父親のルーツも熊本県だという事が分かりましたから、梶原一騎さんの国籍は日本だという事です。
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