
ハビブヌルマゴメドフと言えば、格闘技が好きな人なら誰でも知っていると思います。彼はUFC(アメリカの総合格闘技団体)で活躍する選手ですが、かなり強いですよね。
最近の格闘技では、トラッシュトークが流行っていますが、彼はスポーツマンシップを乗っ取ったパフォーマンスでファンを魅了しています。
そんな彼の強さの秘密、帽子の意味、そして熊とのエピソードについても話していきたいと思います。
あ、彼はマフィアではありませんよ。過去に対戦したコナー・マクレガーの件でそう言われているのでしょう。
ハビブヌルマゴメドフは強い。経歴と戦績はこちら。
・本名:ハビブ・アブドゥルマナポヴィチ・ヌルマゴメドフ
・身長:178㎝
・リーチ:178㎝
・バックボーン:サンボ、レスリング、柔道
・戦績:28戦28勝(8KO)負けなし
ヌルマゴさんは、ロシア連邦を構成するダゲスタン共和国出身です。彼はアヴァール人と言われ、過去にはコナー・マクレガー陣営に侮辱されたことも記憶に新しいですね。
アヴァール人というのは、簡単に言うと民族です。遊牧民族として5世紀ごろからロシアに現れたようですね。
…
話は戻りまして、彼はチュマジンスキー地区から、2001年(彼が13歳の頃)に引っ越ししています。どこに引っ越したのかと言うと、マハチカラ。この地区で一番多い人口はアヴァール人のようです。
民族が多い地区で、ダルギン人、クムイク人など、聞いた事も無い民族の方たちが居るようですね。
場所を載せておきましょう。
上記の、赤い箇所がヌルマゴさんが引っ越した場所です。端の方ですね。この場所の治安は良い方ではありません。ウィキではロシアで最も治安が悪い町の一つと紹介されていたみたいですからね。
ですが、日本人で旅に行っている人も勿論います。どんな街なのか、Twitterにて投稿している人の写真を見てみましょう。
マハチカラは屋外に自販機が設置されているので、かなり治安いいのでは…? pic.twitter.com/auBEWnajoJ
— ちゅうさま🇺🇦 (@chusama1212) August 27, 2019
マハチカラには洒落た店が多く、ヒンカリ食べたいならここよと宿のバーブシュカにオススメされたズバリ「ヒンカリ・ブラザーズ」も大当たりでした。英語メニューは無いけど若い店員は優しい。 pic.twitter.com/sccELpElGp
— たま@南ウラル山脈鉄(帰国) (@fujifox1991) December 20, 2017
なんとなく平和そうな雰囲気もありますが、、、
この地で、ヌルマゴさんはレスリング、サンボ、柔道の経験者である父親の指導を受けます。住んでいる自宅も格闘技が出来るように改装していますし、幼い頃から格闘技で飯を食べていく決意をしていたのでしょう。
彼は、毎日の過酷な練習により、コンバットサンボで世界チャンピオンになっています。バランスが良い理由の一つがサンボでしょうね。
ハビブヌルマゴメドフの強さに格闘技ファンは唖然。
やはりヌルマゴがやられる姿は想像できない
— トミー (@tomyremy) September 8, 2019
ヌルマゴみてると思うけど、試合間隔空いちゃっても関係なく本来の力を発揮しやすいっつのもグラップラーの強みよなぁ
あとあそこまで強いと華はないけど凄みは十分に感じる
— 世阿弥 (@zeamimanji) September 8, 2019
ヌルマゴ…無敵。。。#UFC242
— 유우39 (@bittikuropgsMM) September 8, 2019
この時代にmmaで28戦全勝って戦績はヤバすぎる。圧倒的に強い。#ヌルマゴ#UFC242
— Takuya9 (@hellotheworld9Q) September 8, 2019
皆さんヌルマゴさんの強さに驚愕していますね。確かに負ける姿が想像出来ませんね。最近有名な朝倉未来さんも、UFCのライト級には勝てる気がしないと言っていましたが、その意味が凄く分かる気がします。w
ハビブヌルマゴメドフの強さの秘密は何?
彼の強さの秘訣と言えば、やはりバランスの良さでしょう。テイクダウンの技術が半端ないですよね。
よく、塩試合と言われることが多いですが、私はグラウンドの攻防を見てて凄く感心します。よくこんな事が出来るなって思う所もありますし。
グラウンドテクニックもあるし、パウンドも打てる。立ちのボクシング技術もありますね。アッパーを打つこともありますから。しかし、マクレガー戦で見せたフェイスロックは怖かったですね。マクレガーの顎が砕けるのか心配になりました。。
ヌルマゴさんは全体的に完成されたファイターですね。
ハビブヌルマゴメドフの帽子の意味は何?
ヌルマゴさんと言えば、軽量の時、そして試合の入場時に上記の帽子を被りますね。カツラという人もいますが、あの帽子には意味があるのです。
その意味とは、『民族的なヘッドギア』。「ダゲスタン共和国の人間が戦争に行く時に被るものなんだよ。これを被るのは臨戦態勢って事だ」と本人が語っていました。
これで、謎が解けましたね。
ハビブヌルマゴメドフと熊とのエピソードにビビる!
ヌルマゴの次の相手はマジでこれでよくね?(笑) pic.twitter.com/2nmLOjwVjX
— Naririn (@kou_1987) September 7, 2019
ヌルマゴさんは、強すぎて相手が居ないとよく言われますが、上記のTwitterの投稿は面白いですね。イイ案かと思います。w
まあ、そんな冗談は置いといて、ヌルマゴさんは過去に、熊と練習をしていたそうです。
その証拠があります。
バビブ・ヌルマゴメドフは小さい頃から熊トレ🐻やっとるってヤバい奴やで。子熊と子供のじゃれあいってなわけだけど、熊🐻力強いで。
(;´ェ`)ヌルマゴ恐るべし。 pic.twitter.com/HNdEmdeIuF
— レボックが白目向いた時に呟くこと (@visiona0) August 18, 2018
まじで凄いですね。。。最悪命の危険がありますし、よくこんな事をしていましたね(^-^;彼が強い証拠が分かったと思います。
…
さて、最後にこの噂について話しましょう。
それは、マフィアの話です。ネットで『ハビブヌルマゴメドフ』と検索すると、『ハビブヌルマゴメドフ マフィア』という検索結果が出てきます。
この情報を見ると、ヌルマゴさんはマフィアだったの?と思ってしまいそうですが、実際はそうではありません。もしそうだったとしたら、UFCで戦う事なんて出来ないですよね。
その理由は、過去に対戦したコナー・マクレガーさんとの話が原因でしょう。
ハビブヌルマゴメドフにマフィアとの関係は無い。コナー・マクレガーが原因。
マクレガーさんとの一戦は、本当に楽しかったですね。試合前からの煽りもあって、かなり盛り上がりました。
マフィアと言われる要因は、マクレガーさんがヌルマゴさんの乗ったバスを襲撃した事が発端だと思われます。
その事について書かれた記事がありましたので、紹介しましょう。
4月5日(木・現地時間)に発生した元UFCライト級王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)とそのチームメートのアルテム・ロボフ(同)ら約12名以上が、選手たちの乗ったバスを襲撃した事件に関してUFCが声明を発表した。
この事件は、マクレガーが王座防衛戦を行わないためUFCが王座剥奪を発表。
それに腹を立てたマクレガーが、かねてからSNSで毒舌合戦を繰り広げていたハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)に怒りをぶつけようと、彼が乗ったバスを襲ったのだろうと推測されている。
この騒動で、「マクレガーはマフィアだ!」と思った人もいるでしょう。そして、戦う事になったヌルマゴさんに飛び火してしまったというわけです。
そんな経緯があり、マクレガーさんに勝利した後、マクレガー陣営に襲い掛かり、乱闘騒ぎになったヌルマゴさんなのでした。。。
ですが、彼はしっかりとスポーツマンシップが出来るファイターです。こんな事もします。
ヌルマゴの復帰戦、めちゃくちゃ刺激になった。早起きして良かった!試合の後、お互いのTシャツ交換したのいいね。#UFC242 pic.twitter.com/10vOZJLm0N
— 高橋孝徳 Takanori Takahashi (@taka2japan) September 7, 2019
いいですよね。プロとして健全な姿です。最近の格闘技は、睨みつけなどが多いですし、言葉遣いも荒々しいです。ヌルマゴさんのようなファイターがもっと増えるべき、とも思います。
まとめ。
・ハビブヌルマゴメドフは強い!UFCで負け無し。
・ハビブヌルマゴメドフの帽子の意味は『民族が戦いに行く時の衣装』
・ハビブヌルマゴメドフは幼い頃、熊と練習していた。
・ハビブヌルマゴメドフはマフィアでは無い。過去に対戦したコナー・マクレガーとの因縁が噂の発端。
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